お盆最後の土日、江戸川区で開催された「ともにびーるまつり」に、キッチンカーで出店してきました。
昨年に続いて2回目です。
1日目はなんとかくもり、2日目はイベント開始とほぼ同時に雨。
「今日は厳しいかな」と思っていたのですが、夕方になるにつれて、どんどん人が増えてきました。
このイベントが面白いのは「福祉事業だから応援してください」ではなく、「普通に楽しいから人が集まる」という仕組みになっているんです。
地域のプロジェクトを続けていくうえで、ここには大きなヒントがあると気づいたことを書きます。
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「ともにビール」をご存知でしょうか。
江戸川区で生まれた、ちょっと面白いビールのプロジェクトです。
ただ、面白いのはビールの味やパッケージだけではありません。
このビールの背景には、「ビールを通じて、いろいろな人が仕事や地域とつながれる仕組みをつくる」という考え方があります。
ビールという商品を中心にして、その周辺にいろいろな仕事をつくっていく。
ラベルを貼ったり、販促物をつくったり。
そうした仕事に、障害のある方など、働くことにさまざまなハードルを抱えている人たちが関われる仕組みをつくっているそうです。
つまり、ビールをブランド化したいだけが目的ではありません。
一つの商品を中心にして、人が社会と関われる接点を増やしていく。
そこが「ともにびーる」の面白いところです。
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ともにびーるまつり2026
今回の「ともにビールまつり」は、2日間に拡大となっていました。
わたしは最初、少し心配していました。
開催日が増えたら、お客さんが分散するのではないか。
しかも、わたしたちが出店する日は天気予報も微妙でした。
実際、2日目はイベント開始とほぼ同時に雨が降り始めました。
営業としては、実質2時間くらい出遅れた感覚です。
「今日は売上、厳しいかもしれないな……」
ところが、夕方になるにつれて状況が変わってきました。
雨が落ち着くと、人がどんどん増えてきます。
後半になると飲食需要も伸びて、最終的には12万円を超える売上になりました。
雨で2時間ほど出遅れた、営業時間が実質2時間半だったことを考えると、十分な結果です。
でも、わたしが面白いと思ったのは売上そのものではありません。
「なぜ、このイベントには人が集まるんだろう?」
そこを考えてみると、「ともにびーる」というプロジェクトの面白さが見えてきました。
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「ともにびーる」の面白さ
わたしは飲食を商売にしています。
なので、社会的な意義だけではなく、「商売として続くのか」という視点でも物事を見ることがあります。
社会的な意義のある活動というと、どうしても「支援する側」と「支援される側」に分かれてしまうことがあります。
活動を続けるために、誰かが無理をしてしまうこともあります。
でも、「ともにビール」は少し違います。
そこには、ちゃんと商品があります。
ビールがある。
そして、そのビールを飲みたい人がいる。
イベントを開催すれば、人が集まる。
ビールを飲めば、食べ物も欲しくなる。
すると、わたしたちのような飲食店やキッチンカーも、商売として参加できます。
その一連の経済活動の中に、福祉や就労支援が自然に組み込まれているんです。
この順番が、とても面白いと思いました。
「福祉だから買ってください」ではなく、
「面白そうだから行ってみよう」
「ビールが飲みたいから行こう」
そう思って人が集まる。
その結果として、いろいろな人の仕事や社会とのつながりが生まれていく。
社会的な意義を前面に出すのではなく、普通の経済活動の中に自然に組み込んでいる。
だからこそ、無理なく続けられる可能性があるのだと思います。
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わたしが一番いいなと思ったのは
「普通に楽しいから人が集まって、その結果として社会的な意味も生まれているイベント」
になっていることです。
社会貢献を理由に人を集め続けるのは、簡単ではありません。
でも、おいしいビールが飲める。イベントとして普通に楽しい。そこに人が集まった結果として、地域の仕事や福祉にもつながっていく。
この形なら、「社会貢献をしよう」と構えなくても参加できます。
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「いいことをしている」という、なんかちょっと重たい空気ではなく、ビールを飲みながら楽しめる。
普通に楽しい商売の中に、社会的な意義が組み込まれているほうが、長く続いていく。
そんなことを考えました。
あなたの街にも、「楽しいから参加していたら、結果として地域の役にも立っていた」という取り組みはありますか?
面白い事例があれば、ぜひ返信で教えてください。





こんにちは。ビール飲みた~い。
自然の欲求が人を引き寄せる。
そこに、福祉だけでなく普通の商売も入り込んでくるという視点が素敵です。
キッチンカーを見かけることが少ないので、横浜でもさがしてみますね。
日本は改めていろいろな興味深いイベントが特に最近どんどん生まれているなと感じました!
しかも、ビール好きや食べ物好きを引き寄せて、そこから「福祉」というものにつなげていく。
昔であれば、まず福祉や支援が先にあって、そのおまけビールや食べ物につながっていくのが一般的だったと思います。でも今は飲み物や食べ物をメインにして福祉などに繋げるということで、過去のイベントの失敗からの経験の産物なのか、あるいは世の中の人が寛容になったのかは分かりません。
ただ、本当に目を見開かされたというか、改めて面白いプロジェクトだなと思いました!