「今日は売れるかな...」がない仕事|キッチンカーの”買取案件”とは?
二日で120食。料理より大変だったのは、オペレーションでした。
こんにちは、みちです。
キッチンカーの仕事というと、
「今日は売れるかな…」
という世界をイメージする方が多いと思います。
実際、天気や人の流れで売上はかなり変わります。
でも今回は違いました。
二日間で20万円。
しかも、売上は事前確定。
必要だったのは、
「どう売るか」
ではなく、
「120食を時間通りに出し切れるか」
でした。
今回は、ゴルフコンペ向け「企業買取案件」の話です。
キッチンカーには「売らない仕事」もある
キッチンカーというと、
「イベントで食べもの/ドリンクを販売している人」
そんなイメージが強いと思います。
でも実際には、
・企業案件
・撮影案件
・施設向け営業
・地域イベント
・スポーツ会場
・学校関係
など、かなり幅広い仕事があります。
今回はその中でも、「企業買取案件」と呼ばれる営業でした。
簡単にいうと、
企業側が、
・人数
・予算
・料理内容
を指定し、その条件に合わせてキッチンカー側が食事を提供する仕事です。
今回はゴルフ大会。
二日間で20万円の案件でした。
ゴルフ場で120食。企業買取案件の2日間
目標:9.5万円×2日
売上:9.5万円×2日
天気:くもり→晴れ
気温:14-23℃
時間:9時-13時
今回の営業は、企業様の買取案件でした。
850円×120食で、1日約10万円(税込)。それが二日間です。
内容は、おにぎり+お惣菜。
当店としては、かなり特殊なメニューです。
今回はゴルフ大会で、コース途中の休憩地点で軽食を提供する役割でした。
ゴルフは4名1組で回っていて、9ホール終了後に順番に来店される流れ。
イベント営業みたいに、
「一気に大行列!」
という感じではありません。
ただ、常に誰かが来る。
ピークはないんですが、提供が途切れない。
気づいたら、ずっと料理を出し続けていました。
キッチンカーは「待ち商売」だけじゃない
一般的なキッチンカー営業は、
「どれくらいお客さんが来るか分からない」
そんな世界です。
天気、気温、イベント内容、人流。
売上はかなり変動します。
でも、今回のような買取案件は違います。
事前に、
・食数
・予算
・提供時間
これらが決まっている。
つまり、
「売れるか不安」
ではなく、
「ちゃんと提供できるか」
が重要になる仕事なんですよね。
買取案件とは?
今回の場合、企業側に1日約10万円ほどの予算があったんだと思います。
ゴルフコンペの参加者が約100名+関係者。
合わせて120食分のオーダーでした。
つまり、
「850円の商品を120食用意してください」
という依頼になります。
しかも今回は、一食850円という価格指定あり。
目的は、ゴルフプレーヤー向けの軽食。
プレー途中で食べる食事なので、
・重すぎない
・食べやすい
・提供が早い
こういった条件も必要になります。
今回は、
「おにぎり1つ+お惣菜各種」
という構成でした。
キッチンカー側は、その内容を時間通りに、安定して提供していくことになります。
買取案件のメリット・デメリット
メリット
・売上が確定している
・提供数が決まっている
・食材ロスがほぼない
・天候に左右されにくい
飲食店でいう「コース予約」に近い感覚です。
通常営業だと、
「今日、人来るかな…」
という不安が常にあります。
でも買取案件は、売上が先に見えている。
これはかなり大きいです。
必要数が明確なので、余計な仕込みも減ります。
結果的に、食材ロスもかなり少ない。
経営的にはかなり助かる営業形態です。
デメリット
・売上の上振れはない
・クライアント要望が細かい
・ミスが許されない
・企業対応力が必要
逆にいうと、「決まっている」からこその大変さもあります。
普段のイベント営業なら、多少の調整はできます。
でも買取案件は、
・提供数
・提供時間
・料理内容
これらが事前に決まっている。
つまり、ズレられない。ミスれない。
途中で「なくなりました」は論外。
あと意外と大きいのが、クライアントとのやり取りです。
案件決定後に、
「惣菜に○○と△△いれられますか?」
みたいな相談が入ることもあります。
この辺は、かなりクライアントワークに近い感覚があります。
今回の案件を受けた理由
今回の案件を受けた理由は大きく3つ。
・二日間で20万円確定
・GW後で通常出店が落ち着く時期
・担当者さんからのお願い
まず、二日で20万円。
これは普通にありがたいです。
特に5月のGW後は、全体的に消費が落ち着きやすい時期。
通常営業で公園へ行くより、かなり安定感があります。
そして今回、一番大きかったのは、
「担当者さんからのお願い」。
実は今回のメニュー、当店では普段ほとんどやらない内容でした。
でも、
「なんとかなりませんか?」
という相談をいただいて、なんとか形にした感じです笑。
もちろん、普段やらない内容をやるのは大変です。
仕入れも違う。
オペレーションも変わる。
守るルールも増える。
でも、一度経験すると「実績解除」になります。
仕入れルートもできるし、提供方法も分かる。
結果として、
「次に似た案件が来ても対応できる状態」
になるんですよね。
案件ありきで、新しいことに挑戦する。
これもキッチンカー経営の一つの形なのかもしれません。
小さい車でも、やっていることは“事業”
今回の案件、
料理そのものより、
「120食を止めずに出し続ける」
そこが一番求められたことであり、大変なことでした。
キッチンカーというと、
「好きな場所で自由に料理を売る仕事」
に見えると思います。
もちろん、それも間違いではありません。
でも実際には、
・予算管理
・提供数
・時間管理
・現場オペレーション
・クライアント対応
みたいな、“かなり地味な調整”の積み重ねです。
小さい移動販売でも、やっていることは案外しっかり現場仕事なんですよね。
帰宅後はかなり疲れましたが、いい経験になりました。
キッチンカーというと、どんなイメージがありますか?
「お祭りの屋台っぽい」
くらいの印象の方も多い気がします。
意外だった部分があれば、ぜひ返信で教えてください。





私もゴルフ⛳️するので、実際の絵が浮かんで想像しながら記事を読めました。
色々な案件があるのですね。
大変な事もあると思いますが、仕事楽しそうです😆
なるほど〜買取案件とは?でした。
自分もゴルフをするので、朝食用のキッチンカーに何度か出会った事がありました。
ちょうど良い手頃な大きさのおにぎりとおかずは、嬉しいんですよね。