出店場所が見つからない人へ。キッチンカーの出店場所の探し方5選+1
キッチンカー経営のリアル #11
「キッチンカーは場所がすべて。」
そんな言葉を聞いたことはありませんか。
実際、キッチンカーを辞めてしまう理由として、「出店場所が見つからない」という話はよく耳にします。
…では、出店できる場所はそんなに無いのか?
ここはちょっと解像度が低いと思います。
本当に足りないのは、単純な「出店場所」ではありません。
自分のお店に合っていて、目標とする売上を作れる出店場所です。
その場所が見つからないことこそ、本当の課題ではないでしょうか。
キッチンカーの出店場所探しは運ではなく、相性を見極める作業だと考えています。
この記事では、私自身が実践してきた出店場所の探し方を5つご紹介します。
さらに、長くキッチンカーを続けるために目指したい「探す側」から「呼ばれる側」になる考え方についてもお伝えします。
まず考えるべきこと
場所を探す前に、一番最初に考えてほしいことがあります。
それは、
「誰に売るキッチンカーなのか。」
ということです。
例えば、
・オフィス街のランチ向け
・ファミリー向けイベント
・若者向けフェス
・スポーツイベント
・地域のお祭り
同じキッチンカーでも、ターゲットによって売れる場所は大きく変わります。
メインメニューや車のデザインも含めて、自分のお店は誰に喜んでもらいたいのか。
これを明確にしてから場所を探すことで、出店場所選びの精度は大きく変わります。
◆合わせて読む:なぜ隣だけ行列になるのか?
出店場所の探し方5選+1
では自分のターゲットをある程度明確にしたうえで、実際に、どうやって出店場所を探すのか。
大きく分けて5つの方法があります。
① 民間(企業)のマッチングサービスを利用する
一番始めやすい方法です。
キッチンカー専門のマッチングサービスを利用すれば、初心者でも比較的出店しやすくなります。
特に都市部では案件数も多く、まず経験を積むにはおすすめです。
私がよく使うサービスは ㈱Mellow が運営しているサービスです。他に、有名なサービスとしては、㈱ワークストア・トウキョウドゥ(Tokyo DO)があります。東京では、この2つが一番利用されているサービスになります。
企業が運営しているサービスなので、案件数はたくさんあります。また案件の内容もある程度精査されています。
もちろん、結果的に期待通りいかない出店もありますね。
あとは、出店のたびに出店料(サービス利用料)を支払う必要があります。
② 自治体・行政の募集を利用する
意外と知られていませんが、自治体や公園管理団体がキッチンカーを募集していることがあります。
例えば、私の拠点である江戸川区でも、公園への出店募集があります。
・江戸川区 キッチンカー(移動販売車)事業者の募集
また、地域のキッチンカー団体や商工会などが募集情報を持っていることもあります。
「地域名+キッチンカー」などで、ググってみる価値は十分あります。
ただ、区や自治体が管理している場所に限られるため、規模は小さい場所が多い印象。出店料は比較的安いことが多いです。
③ イベント主催者へ直接応募する
イベントのホームページを見ると、主催者が直接キッチンカーを募集していることがあります。
ただこれは、どこに情報がでているか、まったくわからないことです。なので、兎に角、ググったり、Instagramの投稿を探したりと地味なリサーチが必要。
結構大変です。
ただ、見つけたイベントはブックマークしたりフォローしておくことで、情報元をキープできます。
たとえ、直近の募集が終わっていたとしても、公式LINEやメールマガジンに登録しておくことをおすすめします。次回の募集情報を自動で受け取れるからです。
さらに言うと、募集終了後でも挨拶を兼ねて問い合わせてみる価値はあります。
実際に私は、「キャンセルが出ました。」「もう1台なら追加できます。」という形で出店できたことが何度もありました。
行動した人だけがつかめるチャンスかもしれませんね。
④ 出店したい場所へ直接営業する
「ここなら売れそう。」
そう思う場所があれば、募集していなくても場所の管理者へ相談してみましょう。
・駅前の空きスペース
・商業施設
・会社オフィスの前
など、最初は募集していなくても話が進むケースがあります。
もちろん、期待できるかどうかはわかりません。断られることもあります。
でも、聞かなければ可能性はゼロです。
また、こういった場所は、出店料がかからないことも多いです。
⑤ 自分で使える場所を活用する
自宅前や自社敷地など、自分で使える場所があるなら、検討してみるのも1つです。
わざわざ出向く時間はないし、出店料もかかりません。
立派な出店場所です。
ただし、
「人が集まる場所なのか。」
「自分のターゲットがいる場所なのか。」
この視点だけは忘れないように注意しましょう。
プラス1| 「呼ばれるキッチンカー」を目指す
「呼ばれるキッチンカー」...これが最終的な理想だと思っています。
ここまで紹介した5つの方法は、自分から出店場所を探す方法です。
しかし、これは”無”から”有”を生み出す作業なので、結構な労力がかかります。
出店しながら、仕込みをしながら、その合間で出店場所探しもするわけです。
一方で、
「次のイベントに出店しませんか?」と声をかけてもらたらどうでしょう。-場所を探す時間やリソースは一気に削減できます。
具体的な方法としては、
・地域とのつながりを持つ
・SNS(主にInstagram)に取り組む
・HPを作って活動を紹介する
こういったことでしょう。
もちろん、一朝一夕で成ることでありません。
簡単ではないです。
でも、日々の積み重ねによって近づくことはできます。
長期目線で考えると、コツコツ取り組む価値のある行動です。
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キッチンカーの出店場所を探す方法は、色々あります。
マッチングサービスを利用する方法もあれば、自治体の募集やイベントへの応募、直接営業という選択肢もあります。
そして長く続けるなら、「探す側」だけではなく、「呼ばれる側」を目指すことも大切です。
とはいえ、この記事を読んで、
「結局、自分は何から始めればいいんだろう。」
と思った方もいるかもしれません。
実は、ここで多くの人が手を止めてしまいます。
情報を集めることに時間を使いすぎて、なかなか最初の一歩を踏み出せないのです。
では、初心者はどの順番で出店を進めていけばいいのでしょうか。
次回は、私自身の経験をもとに、
「最初の100出店をどう積み重ねるか」
という視点で、書こうと思っています。
無理なく経験を積みながら、自分に合った出店場所を見つける考え方をご紹介します。
お楽しみに。



